染井吉野


sakura

鉄道駅の広場で見かけた満開の染井吉野。
染井は江戸、平安に歌われた吉野はかの地、
江戸末期の科学調合の品種。

現代では桜の、日本の代名詞となり、世界中で植栽されるように。
時代も風景もこうして変わっていく。
今、常なるものは、常では無し。

淡い花びらの色は、真っ青な空よりも
薄暗い灰色の空の方がよく溶け合う。